筋トレは痛風になりやすい!?筋トレに潜む思わぬ痛風を徹底調査!

紹介

「筋トレには思わぬことで痛風になってしまうことがある」

  • 鶏胸肉やレバー、ささみだけ減量で食べる!健康だもの!
  • 筋トレをやったからビール飲んじゃってもいいや!
    焼肉はご飯さえ食べなければ太らないよね

なんておもっていませんか?

今回はそんなあなたに向けて痛風などのリスクもあるので気をつけてください!
といった注意を勝手ながらのりちゃん先生がしていきたいと思います。

痛風とはどんな病気?

痛風はこちらのサイトを参考にしていただければわかりやすいと思いますが、体内の尿酸値が高い状態が続くとそれが結晶になり激しい関節痛に襲われるというものです。

痛風はどのような痛みなのかはこちらの動画をご覧ください。

痛風はこの世のものとは思えない痛みが来るそうです。
そのような痛風の痛み感じたくないですよね。

今回はそんな痛風にならないためにできる対策をのりちゃん先生がかなり調べてきました。
久しぶりに英語論文数本読んだのでぜひ参考にしてください(必死)

痛風への対策

痛風への対策はまず尿酸値を抑えるということが必要です。ちなみに尿酸値が高い状態が続くことを高尿酸血症といいます。

この状態が続くと痛風になるのでこれを抑える必要があります。つまり尿酸値を低くする必要があるんですね!

ではどうしたら尿酸値が高くなるのでしょうか?

尿酸値が高くならないために

尿酸値が高くならないために

  • 食事や飲酒によるプリン体摂取量を減らす
  • 短時間の無酸素運動のやり方を考える

ですが、トレーニングをしている人は無酸素運動したいよ!とお思いですよね。
なので今回は食事や飲酒について考えていきましょう!

食事や飲酒によるプリン体摂取量を減らす

今回の痛風の解決方法は食事や飲酒によるプリン体摂取量を減らすことが肝心となります。

一体適切なプリン体摂取量はどのくらいか、またどんなものにプリン体が多く含まれており調べていきましょう。

1日のプリン体摂取量

高尿酸血症や痛風の治療ガイドラインでは1日400mgを超えないようにするのが推奨されています。

日本人の平均は150mgと言われていますが、減量をしている人は400mgにいってしまうかもしれません。

ではどのくらいのプリン体が入っているのか、主な食品や飲み物について調べていきたいと思います!

プリン体が多い食品や飲み物

プリン体が多く含まれるかつ皆さんがよく食べる高タンパク低脂質な食品をまとめました!
その他が気になる方はこちらを参照してください。

鶏肉レバー312.2
ささみ153.9
砂肝142.9
むね141.2
モモ122.9
牛肉レバー219.8
心臓185.0
魚介類たら白子559.8
太刀魚385.4
真鰯(干物)いわし305.7
いさき白子305.5
大正エビ273.2
真鯵あじ245.8
211.4
真鰯210.4
秋刀魚208.8
またプリン体が多い飲み物はビール、紹興酒です。ビールは会社ごとに含まれるプリン体量が異なりますが、平均を出します。
100mlあたり

  • ビール:5.5mg
  • 紹興酒:11.6

飲み物に関しては会社により異なるのでビールや紹興酒はプリン体が高いことを覚えておいてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まとめると

  • 痛風にならないようにするためには尿酸値を抑える
  • 尿酸値を抑えるためにプリン体の摂取量を控える
  • 高タンパク低脂質という言葉だけを鵜呑みにしない

ということですね!痛風になったら筋トレどころではないので健康を疎かにしすぎないように注意しましょう!

その他筋トレの豆知識についても紹介しているので、気になるものだけ参考にしてみてください。

補足情報

また(1)の論文では魚介類と肉類を中心にプリン体をとってもらいどちらが痛風のリスクが低いか確かめた実験になりますが、魚介類の方が低かったそう。

また乳製品の摂取量が多いほど痛風リスクが低下しています。

野菜の摂取量やタンパク質の摂取量は関係ないという結果も出ています。

 

(1)Choi HK, et al. Purine-rich foods, dairy and protein intake, and the risk of gout in men. N Engl J Med 350: 1093-1103,2004

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